成功作法

成功作法

成功作法

ちょっとメモ。色々なヒントがつまっているような気がする。
先日「操体法大辞典」でも書いたのだが、何故「マニュアル君」に私達は違和感を感じるのか。ご存じの通り「マニュアル君」という言葉は褒め言葉ではない。勿論マニュアルは必要なのだが。

成功作法は、決しておじぎの角度が何度とかということではありません。それは単なる行動にすぎないのです。動くことはマニュアル化できます。本当は「感じて」「考えて」「動いて」出てきたものがマニュアルです。マニュアル自体は間違っていません。ところが、先にマニュアルから入った人は、やがてマニュアルが100%だと思うようになります。そういう人は、感じて考えることをしなくなります。感じて考えるのではなく、動いて考えてという形になります。それで自分は間違ったことをやっていないと思うのです。お客様が何かヘンなリアクションをしても、「どうしてかな」と感じる感覚が鈍ってしまうのです。そのためにいろいろな事故が起こります。
セクハラは相手がイヤだと思ったらセクハラです。どこからがセクハラというマニュアルはありません。行動ではマニュアルには書ききれないのです。同じことをやってもセクハラになったりならなかったりします。大切なことは、相手がイヤがっていることを感じ取れることです。その時点でやめれば、セクハラになりません。相手がイヤがっているのに、喜んでいると思い込む鈍感さがセクハラなのです。異性の部下であれ、同性の部下であれ、社内の他部署であれ、鈍感さはすべての人にとっての迷惑行為になるのです。

成功作法41
自分なりに感じること考えることを、マニュアルに加えよう